2014年10月13日。これ以上、月宵らしいデビュー戦は無かったでしょう。

本来なら月宵十三夜の夜。記録的な台風19号が西から接近する中、このElectric Koto 月宵カスタムモデルが新宿でそのサウンドを響かせました。
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到着してケースから出した時はまだ薬剤の匂いが抜けてない程、完成間もないこの楽器。台湾の時のモデルと形こそ同じですが、中身は完全に別設計になっており、何よりこのモデルは世界でただ一台。月宵のためだけに開発されたもの!

つまり、今後の月宵のライブ・曲制作には、このElectric Kotoも重要な存在として居てくれるわけです。

すごくない!?

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今日の4曲は絞りに絞って披露したんだけど、今日程ステージをやり足りないと感じた事はなかった。多分、物足りないと思ってくれた人もいたんじゃないかなと。それならむしろ本望です。今の月宵はこれはまだ発展途上で、いまと同じ形はもう二度は無いのだから。

今の自分たちにはとても想像できない事が、まだこの先待っている気がしていて、しかしそこにたどり着けるかどうかは自分たち次第で。そんなカルマを感じざるを得ない程、大きなパワーを感じているこの数ヶ月。

3年前に見た人は、今また全く違うものを感じてもらえるだろうし、今見てもらっている人は、、、さぁどうなるのかな。

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「日本」にことさらにこだわっていたこれまでの三年。そしてここから何を表現していくのか、その道を探す事が今年中にできるだろうか。

そんな事を考えていたライブハウスからの帰り道は、全く雨風を感じないくらい落ち着いた空。まったく、憎い演出をしてくれるものです。

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そんな二度と無い空の下、お会いできた皆さんありがとう。またお会いできます事を。

photo by 奥ちゃん 珠ちゃん 怪人さん